モモンガさんのチャンネルにお邪魔して、 「悪役令嬢もの」のプロットを作る配信に参加させてもらいました!
こちらのブログの話の実践をする感じで、悪役令嬢のプロットづくりコラボに参加します!よろしくおねがいします!!!https://t.co/ssT3DIZ4u1 https://t.co/ziAsem1HyJ
— なろう系VTuberリイエル📖📲📶🌿@8/31 21:00~悪役令嬢プロットコラボ (@narou_riel) August 30, 2019
このコラボで作成したプロットをこのブログで公開させてもらおうと思います!
プロットを作っていた配信はこちらです。
また配信やこのプロットを見る前に先に 悪役令嬢は読まないと損!? リイエルの考える悪役令嬢論 を読んでおくことをおすすめします。 今回作成したプロットは、こちらのブログエントリの実践編となります。
キャラクター
カナエル
- 闇属性。悪役令嬢。公爵令嬢。本作品の主人公。髪型は金髪縦ロール。
- 元の現実世界では、しがないOLだった。好物はきつねうどん。(駒山キリさんのコメントから)
- 前世の記憶は曖昧だが、ゲームの知識は何故か鮮明。
- 平々凡々と過ごしたい。
- 世界を崩壊させる魔王を魂に宿しているので、邪悪な言動をしてしまう。
- どのルートでも婚約破棄され、そのショックで世界を崩壊させる。
- 原作ではバラの香水を多用していた。が、記憶を取り戻してからは、バラの香水はちょっと……と思って使ってない。
王子様(仮称)
- 炎属性。俺様系イケメン黒髪。(この世界の)主人公の婚約者。
- ゲーム世界においては、婚約破棄してヒロインとくっつく(?)
- 生徒会会長。
- 実は牛丼が好きだが、見栄を張っているので外食では食べない。
- いつかはチェーン店の牛丼を食べてみたいと密かに思っている。
ミーヤ
- 光属性。このゲーム世界の主人公。平民。純粋な娘。
- ゲーム世界知識はない。
- なんか巫女的な力を見初められ、学園に特待生として招かれる。
- で、原作ではイケメンたちにちやほやされる。
- で、世界を救う。
- 基本、ぽやぽや系で、他人の悪意に疎い。
- うっかりカナエルがきついことを言っても、あまり応えない。
ヴァン
- 風来人。いっつも何処にいるか判らない。マイペース。
- カナエルはゲーム知識をもっているので、彼が何処にいるのか、割と判る。
- ゲーム知識を持っており、裏で一人でレベル上げをしている。
- カナエルに協力してくれることに。
- 侯爵子息。バラの匂いでカナエルが原作と違うことに気付く。
- 生徒会書記。(ただし仕事はしない)
校長(仮称)
- 裏ではカナエルの邪悪パワーを噴出させようと考えている。
- 基本的には善人で、カナエルのパワー噴出がなければ世界のバランスだかなんだかが狂ってしまい、大変なことになる(と思っている)。
- 上記に関してはカナエルも同じ認識。
- イケ爺。
水(仮)
- 潤滑剤。
- 苦労人。
- 王子様の弟(継承権2位)
- 生徒会書記。
土
- 陰キャ。
- 生徒会会計。
雷
- 先生。
- イケメン。
メイド
- カナエルの世話をしてくれるメイド。
世界観
乙女ゲー『リーエルファンタジーX』の世界では、カナエルは学園に特待生で招かれたヒロインをがんがんいじめていく。カナエルの身の内には邪悪の化身(の欠片?)が宿っており、その影響で巫女的な力を持つヒロインを迫害しているのだった。
ゲームでは、ミーヤが炎や土、風、水のヒーローたちと知らず知らずのうちに仲良くなり、闇のエネルギーに飲まれたカナエルに対峙することになる。最終的には、カナエルから飛び出した闇パワーが魔王を生み、五人で魔王を倒し、めでたしめでたし、となる。
原作では、どうあってもカナエルは婚約破棄されるし、どうあっても闇パワーが噴出し、魔王を生んで死んでしまう。どうやっても死ぬ。
カナエルちゃんがやらなければならないこと。
- 闇パワーを噴出させて魔王を生み出してしまうと死ぬので、それは避ける。
- 原作通りのタイミングで婚約破棄されるのは避けたい。 →王子様に惚れているわけではない。婚約破棄がトリガーと勝手に思っている。
- ミーヤ(原作ヒロイン)と険悪な関係にならないようにする。 →彼女との関係によって婚約破棄に至るので、それを避けたい。
- 途中で風のヴァン君が自分と同じ前世持ちであると判るので、彼と協力することに。 彼は『リエX』については、RPGとしてゲームをやりこんでいたけど、ストーリーとかにはさほど詳しくない。 彼に説明することで、読者へ『リエX』の情報を開示する、というような流れになる。
- いつでもきつねうどんが食べれるようになりたい。
ストーリーライン
序
学園で、ミーヤに出会ったところで、カナエルは前世の記憶(曖昧)と共に、この『リーエルファンタジーX』の記憶を思い出す。
- 記憶を取り戻したショックで倒れるカナエル。保健室で目覚める。
- ミーヤが看護してくれている。原作でのカナエルとミーヤの情報開示。
- で、小説内でのカナエルがミーヤに対してどういう立ち位置でいたいのか、みたいなこと。あと、王子様のこともちょっと触れておく。
- 闇パワーの説明。(この闇パワーで自分が死ぬことを思い出したせいで気持ち悪くなって倒れてしまった)
- 闇パワーに影響されてミーヤにきついことを言ってしまう。(ツンデレ言動)
王子様の話。婚約破棄にまつわるカナエルの死、という設定の開示。
- (実際は、死ななくて済む方法もあるのだけど、カナエルはそう思い込んでいる。その理屈と根拠の説明もしっかりしておく)
ヴァン君との出会い。
破
- カナエルがいろいろ奔走するターン。(序盤)
- 貴族令嬢としての日常。
- 性格悪かったのを徐々に修正していく流れ。
- メイドに性格変わったのを気付かれたりとか。
- 王子様との会話。ミーヤちゃんとのあれこれ。
- ヴァン君とのイベントなどなど。
- 依代関係のイベント。(ゲームにも登場はしていた)
- 大精霊との会話。
急
- 婚約破棄イベント。
- 盛り上がり部分。ここでカナエルは闇パワーが噴出して死んでしまうものだと思い込んでいて、その思い込みのせいで闇パワーが噴出してしまいそうになる。
- ここでヴァン君が助けてくる。
- 最終的に、闇パワーを噴出するのだけど、カナエルが死なない方法が判った。
- (ヴァン君が助けてくれる形。カナエル本人は、最後まで闇パワーを抑えようとしていた)
精霊の設定
闇パワーとそこの周りの設定。
→世界観においての、精霊や炎だとか闇だとかの属性の話。 大精霊との対話とか?
- 魔王=闇の大精霊で闇の大精霊にそのままだとカナエルがなってしまう。
- 闇だと悪意がそのまま現れてしまう。「こんな世界なんて壊れてしまえばいい」
- 本編では、自分の魔王化への忌避感から「自分なんていなくなってしまえばいい」
闇パワーと魔王、カナエルが死ぬ死なないロジックの設定。
→精霊の依代があればいい。精霊の依代に人間しかなれないと思いこんでいるカナエル。
依代として別の生物(ホムンクルスなど)を用意する。二人の子供として育てる。
モンスターとかそのあたりの設定
(これはある程度、雑でOK) →精霊がどうのこうのあたりの設定と絡む場合は、詰めておく。
まとめ(感想)
今回、特に「王道を作る」以外で深く考えないでプロットを作ったのですが「闇に飲まれて死んでしまう主人公」が「闇に飲まれることを回避する」という、 王道だけど独自性のあるプロットになったと思います。
モモンガさんの配信にお邪魔させてもらってよかったと思います! 小説が書ける人はぜひ悪役令嬢を書いてみてほしいです。よろしくお願いします。